日時  2003/11/02
場所  ヴェルジュ
テーマ Domaine Des Bois Lucas
     日本初リリース記念  夜の部

新井順子
ワインコンサルタント

手作りのワイン

 今回は、新井順子さんをむかえてというより、待ちに待った順子さんのワインを迎えてのワイン会。ワイン作りの苦労などたくさんのお話が聞けました。

 今日のワインは、初リリースとなる順子さんのワインがメイン。まだラベルができてなくて仮のラベル。まだラベルを貼る機械がないそうで、本当のラベルができあがっても貼るのは手作業だという。
「正式のものもちょっと曲がっていたりすると思います。コルクキャップもきっちりしてないんですよ。」
「でも、コルクだけはお金かけてますよ。」
屈託のない笑顔で話す。

「今年の夏はすごく暑くて、ところがあっという間に冬になって、10月で氷点下になったんです。滅多にないんですよ。発酵の途中で温度が下がると発酵が止まってしまうので、そのときは大変でした。」
「とにかく足で踏んで、温度を上げるんです。」

そのとき爪のところを痛めてしまったそうで、右手の親指の爪が黒くなってしまい痛々しかった。毎日、ワインの状態を見てないと、いいものはできない。仕込んだら
後は待てばいいなんて訳ではないのがわかった。


ワイン=「この子
樽に負けないワイン


 ワイン作りは、子供を育てるようなものだという。育てる喜び、そしてできたものを皆で分かち合う。本来のブドウの良さと土の力を生かして作るブドウのすばらしさ。
そういうワイン(ビオ)は、樽の香りに負けないワインになる。
場所やブドウだけに頼らず、確かな知識と誰にも負けない情熱で作るワインがいいワインになるという。

夢を語る、夢を持つ、夢を実現させる人

 順子さんは次の世代のために苗を植えるという。自分がそれを味わうことができなくても、誰かがきっと引き継いでくれる。
そんな願いを込めて植えるのだそうだ。

希望と夢をもって語れる人。それに向かって行動できる人。そこに順子さんの魅力がある気がしました。


また2003のワインとともにお会いしたいと思います。

今日のメニュー
1 鱈の白子と帆立貝のムース 柚子とニースのオリープオイル キャビアと一緒に
2 ペリゴール産地鶏の真空調理マリネ橋本農園ルッコラサラダ
3 手長海老のポッシュ 蒸し野菜と海老のジュース
4 マグロのポアレ 長谷川さんキノコとトマトのフランボワーズヴィネガーソース
5 蝦夷鹿フィレ肉のグリエ イチヂクと蕪のピューレソース 里芋のマデラ酒煮込み
6 洋梨のコンポートとオレンジ、エスプレッソ、フランボワーズのムースリーヌ アプリコットのソルベとバニラアイス
手長海老は撮る前に、思わず食べてしまいました。深く反省しています。撮ってから食べるというのはかなりの技術を要することがわかりました。
小菓子・エスプレッソ
河合智之
河合智之シェフ
VERJUS
沼津市三枚橋町7-9
TEL 055-964-0020
河合シェフより一言

今回のワイン会は正直なところ飲んだことのないワインばかりで、
新井さんから味のニュアンスなどは聞いたのですが、やはり解らず・・・・
できるだけニュアンスにあわせてワインの邪魔にならないようにということばかり考えました。
それでも楽しく作れたのは新井さんから気楽に作ってという言葉をいただいたからです。
今日のメニュー

1 鱈の白子と帆立貝のムース 柚子とニー スのオリープオイル キャビアと一緒に
2 ペリゴール産地鶏の真空調理マリネ橋本 農園ルッコラサラダ
3 手長海老のポッシュ 蒸し野菜と海老の ジュース
4 マグロのポアレ 長谷川さんキノコとトマ トのフランボワーズヴィネガーソース
5 蝦夷鹿フィレ肉のグリエ イチヂクと蕪の ピューレソース 里芋のマデラ酒煮込み
6 洋梨のコンポートとオレンジ、エスプレッ  ソ、フランボワーズのムースリーヌ アプ リコットのソルベとバニラアイス
7 小菓子・エスプレッソ
今日のワイン
Domaine Des Bois Lucas 02
ラロッシュ アンジュブラン 01
ボアルキャ キュヴェクニコ 02   クニコとは順子さんのお母さんの名前だそうです。
オリヴィエ グィヨ ジュヴェレシャンベルタン 01
ガゼ ヴェンセント コートロティ 99
ドメーヌ クリュオット
ブラール ブランドブラン
(写真がありません.....)
番外編
天然の炭酸水を紹介してくれました。フランスではそこら辺で売っているものですが、天然の炭酸入りというのは、日本では販売許可が出ないそうです。順子さん、持てるだけ手荷物で持ってきてくださいました。順子さんのパワー(腕力?)に乾杯!
バドア