今回の出席者
日時  2004/5/6
場所  ヴェルジュ
テーマ  ヴィオ ブラボ−(?)の会

新井順子
ワインコンサルタント

フランスで農業をやっている!
「フランスで、農業をやっている新井です。」
そんな挨拶から始まったワイン会でした。

 フランスで、外国の女性がワイン畑を買って農業を始めるというのは、いろんな意味で大変だったそうです。
 まず、ワイン作りに女性が入ってくることに対しての偏見。さらに外国人であること。EU加盟国でもない日本人が農業を始めるには法的な優遇も受けられず、困難があったという。
 ただ、実際にできたワインに対しては、

「いいものはいい。」
と認めてくれる。


保守的で融通が利かない国であるが、懐は意外と深い。それがフランスなのだろう。
 もう一つは、醸造学の知識等は持っていたものの、具体的な農業の部分については、不足していて、それが大変だったという。
 そんな苦労をしてできたワイン。それが、去年は洪水に見舞われ、せっかくできたワインを失ったりしたそうだが、そんなことに負けない力強さを感じました。


新しい醸造長誕生?

 今日も、順子さんの畑を手伝ってきたという女性の方がいらっしゃったが、女性スタッフが、順子さんの所では多いそうだ。
 現在、醸造長をつとめているのは、パスカルさんだが、年齢的なこともあり、後任が必要となり、その候補にあがっているのが、ノエラさんという女性だそうだ。 32歳の美人で、世界の各地でワイン作りを学んできたそうだ。実力はあるが、女性が認められるには厳しい世界で、順子さんのところで夢をかなえようと奮闘中とのこと。
 彼女が、パスカルさんや順子さんからどれだけ技を盗めるか、彼女の技量を見極めて本決まりとなるそうだ。次回会うときは、新しい醸造長が誕生しているかも?!


目指すワインはどんなワイン?
 
 いったいどんなワインを目指しているんでしょうか?

「今もおいしい、未来もおいしい、そんな香りを持ったワインができれば」

 味は残すことはできない。その時の感動はその場にいた人としか共有できない。自然の賜物であるワインを、皆で味わい、未来に託す。そんな出会いのあるワインができればと語ってくれました。

 「3年目から、本当に私たちのワインの味になりますよ。」

 ますます、これからのワインに期待が大きくふくらんできました。


ワインは、飲むもの

ワインを飲むとき、私たちは普通、生産者の顔なんてなくて、
ただ畑があったり、地名があったり、怪しい知識がてんこ盛りであったりして
で、これはやっぱりおかしいわけで、

順子さん曰く、


「ワインは、飲むもの。
語ってはいけません。
さあ飲みましょう!」


という、励ましの言葉(悪魔の囁き!?)に、しっかり飲んでしまっている自分に気づくのでした。
 時計を見ると、すでに10時を回っていました


今日のメニュー
トマトのムースとコンソメジュレ 雲丹、ジュンサイと
フランス産白アスパラと帆立貝、手長海老のポワレ 軽いソース
中伊豆黒豚のハム仕立て タイムとグリーンマスタードドレッシング
フォアブラと穴子のロースト 新ごぼうと筍を添えて
スズキのポワレ赤ワインソース トリュフ入りジャガイモのピューレと
シャラン産鴨のフランボワーズソース
フルーツトマトとバジルのアイスクリーム サフランソース
焼き菓子
河合智之
河合智之シェフ
VERJUS
沼津市三枚橋町7-9
TEL 055-964-0020
河合智之シェフより一言

こちらこそありがとうございました。
それにしても 新井さんがいらっしゃるときはにぎやかですね〜
ビオのワインは正直 料理を合わせるのは難しいです。
複雑な香や味わいが料理が強いと邪魔をしてしまいます。合う時にはものすごい威力を発揮するんでしょうが、合わないときもその逆になってしまいます。
今回の料理はどうしたら邪魔にならないか、素材で召し上がっていただくような気持ちで料理を作りました。
新井さんのフェアーはいつも頭がいたいですよ〜
ロモランタンにいたっては、オザミデヴァンの丸山さんに電話して聞いたのですが、今はほとんど現場にいないそうで、料理の組み合わせは解りませんでした。それにしても楽しんでいただけてなによりでした。

今日のメニュー

1 トマトのムースとコンソメジュレ
  雲丹、ジュンサイと
2 フランス産白アスパラと帆立貝、
  手長海老のポワレ 軽いソース
3 中伊豆黒豚のハム仕立て 
  タイムとグリーンマスタード
  ドレッシング
4 フォアブラと穴子のロースト
  新ごぼうと筍を添えて
5 スズキのポワレ赤ワインソース
  トリュフ入りジャガイモのピューレ
6 シャラン産鴨の
  フランボワーズソース
7 フルーツトマトとバジルの
  アイスクリーム サフランソース

お詫び

集合写真に全員が入っていませんでした。深く反省してます。悪意や作為または野望等は、全くありませんのでお許しを!
今日のワイン
レヴァンコンテ クーシュヴェルニー
シャソルネ オーセイデュレス
ボアルキャ キュヴェクニコ 02   クニコとは順子さんのお母さんの名前だそうです。
チュエリーピュゼラ トゥーレーヌ ピノノワール マグナム
アタランギ  ピノノワール
ドメーヌ ド ラ コンブ ポマール 1er
今日のワイン
1 レヴァンコンテ クーシュヴェルニー
  “ブレゾン”
2 シャソルネ オーセイデュレス
3 ボアルキャ キュヴェクニコ
4 チュエリーピュゼラ トゥーレーヌ
  ピノノワール マグナム
5 アタランギ ピノノワール
6 ドメーヌ ド ラ コンブ ポマール 1er
今日の料理について

最初に出たトマトのムースがすっかり気に入りました。トマトは酸味が命かと思っていたのですがほんとは香りだったと気づきました。
 フォアグラと穴子のとりあわせなんて「しつこいんじゃない!」と思いきや、とてもにさわやかな味わいでした。
 私はどうも甘いものが苦手で、デザートは怖くて、つい残してしまう。でも、今回のデザートは、限りなく野菜に近いような、不思議なアイスクリームでした。バジルってこんなに品があったのか!なぜトマトとアイスクリームが合うのか?たくさんの「!」や「?」が口の中にあふれてきました。
 河合シェフに感謝!


きっとほとんど気づいてない?

ベルジュではBGMが密かに流れているのだが、キースジャレットのきわめてシンプルなピアノソロが流れていた。で、アルバムタイトルは、
「THE MELODY AT NIGHT,WITH YOU」
落ち込んだときなどに聞くと、静かな闘志が湧いてきます。